後悔
大好きな(笑)テレフォン人生相談を聞いてたときのこと。 就職しない・仕事が長続きしない40代の息子に苦言すると「オレに死ねってことか」とつっかかってくる息子への対応について相談がありました。 ターも、同じようなこと、母に言ってたなあ。ということ…
電車とバスで子どもの病院に行きました。そしたら、バスで降車を手伝おうとしてくれる高齢男性がいたり、はだしになった子を見て「寒くないかい」と心配してくれる車いすのかなり高齢の男性がいたり。 高齢男性は子連れにキツイとか老害とか言われていて、実…
最近、岡田斗司夫さんのYoutubeが面白くて見ています。 www.youtube.com 彼って、ジブリ解説ばかりかと思ったら映画評論や人生相談みたいなものまでしてるんですねえ…。 その中で、「プラダを着た悪魔」の解説がありました。ターが好きと言ってたけれど、わ…
出産して以来、全然ターが夢に出てこなかったけれど、昨日の夜久しぶりに出てきてくれました。場所はなぜか、田舎の町役場みたいなところ。そこでわたしが座って、ターが立った状態で何か話してたら途端に「お母さんとかいるのにさ、死にたいって思っちゃう…
出産で入院しているとき、夜の消灯時間後のことです。雪の中、向かいの病棟にぽつぽつとした明かりを目の端で見ながら目をつむると、ぐわーんと揺れるような感覚があり、「この先どうなるんだろう。どうしよう」と息苦しさ・孤独と不安を感じて思わず目が覚…
ターの部屋は離れでした。 冬は寒くて産後は行くのが億劫になり、しばし行かなかったけれど、今日はいいお天気だったから久々に入ってみたら…涙が溢れてきてしまいました。「馬鹿野郎め」とつぶやいて、怒りで悲しい気持ちに蓋をしました。 寂しい。悔しい。…
安産学級のために出かける準備をしていたら破水に気づき…救急車で運んでいただき、そのまま総合病院へ。 一晩寝ていたらどうも腰が痛い、出血もある…「これ、おしるしだね」という看護師さんのお言葉通り、そのまま陣痛が始まり出産となってしまいました。予…
そろそろ帰省しないとならず、それにともない猫たちを夫に任せていくことになります。自分の出産も不安だけど、猫たちが寂しがるんじゃないかということの方が不安で寂しいような… 夫によると、私の留守中はパウチなど嗜好品をあげず、ドライフードのみ!と…
ターのことがあってから、うつ病とか精神疾患、HSPの動画をよく見るようになりました。自死者の9割以上はうつとか精神疾患を抱えてたという話を聞いたし、ターもきっとうつが治りきってなかったんじゃないかと思ったから…何を言っても今さら遅いんですけどね…
ターの一番の仲良しとも言える女性の同級生Sさんと、中学時代の仲良し2人の3人が、色紙を持って来てくれた。 クラスメイトたちからの言葉だけじゃなくて、当時の担任の先生からも長いメッセージをいただいた。 どれも心が溢れていたのだけど、一番目をひいた…
「テレフォン人生相談」というラジオ番組が好きで、たまに仕事をしながら聞いている。 先日聞いたのは「借金グセが治らない息子」のお母さんからのお悩みだった。 パチンコから抜け出せず、遂には会社のお金に手を付けて解雇されてしまったそうだ。 息子さん…
ターが亡くなる前日は、クローン病のための定期通院の日だった。 朝早くにちょこっとご飯をつまんで、「書類どこだっけ」などと言いながら病院へ行き、いつも通り診療を受け、次回の予約まで終えて。 そして、13時36分にスマホに遺書を残したらしい。 14時過…
私が生まれる前に亡くなってしまった父方の祖母は、父が27歳のとき、両親の結婚式の2週間前に亡くなったらしい。 お昼ごろ脳溢血でパタンと座り込んだと思ったらもう、そこで命は終わっていたそうだ。 仕事から呼び戻された父は、母が朝のうちにつくってくれ…
「お姉ちゃん、セントジョーンズワートって効くね」 弟がそう言っていたのは、6月の両親の誕生日会の日の夜だった。 弟の部屋で話していたときに、藪から棒にセントジョーンズワートのことを話し出した。 かなり前のことだけど、私自身精神的に大変だった時…
先日「誰か弟の話を聞いていたら結果は変わっていたかもしれない」と思ったのだけど、そう言えば、今思い返せばあれが弟からの助けてサインだったのかなということがあった。 どちらも亡くなる数日前のこと。 母が物置で作業していたときに 「僕のいい所って…
久々に実家で数週間滞在してみて思ったこと。 家族みんな仲がいいし、料理もすべて手作り。 …なんだけど、会話が少ない。 私は月1回しか帰らないのでみんな特別感をもって話しかけてくれる。 けれど、こうして数週間滞在して自分がいることを日常化してみる…
弟が使ったロープ。 亡くなる前日に、ホームセンターで買ってきたものらしく、必要な長さだけ切って、残りは足元にぐるぐると丸められていた。 「あのロープは、早めに母の目に留まらないように捨ててしまわないと」と思いながら、「でも、ここに何かターの…
多分2008年~2009年の写真。 父と、弟、当時の飼い猫きみちゃんとしろちゃがコタツでゴロゴロしているという写真。 一眼レフを買ったばかりで、練習として撮った何気ないそんな日常写真があった。 二カ月ほど前に、Googleクラウドの容量がいっぱいになったの…
亡くなってきれいに服を着せられ、死に化粧をして穏やかな表情のターの姿を見たときには「あ、きっと一番いい時期に戻ったんだな」と感じた。 首つり(縊死とも言うらしい)で亡くなった人の姿はひどいものだと聞いたことがあったけれど、ターは目が飛び出る…
ターがよく言っていたのは、 「自分のピークは幼稚園から小学校だと思う」 ということ。 ターの幼馴染の言葉を借りれば、彼は「優しいジャイアン」!! つまり、ガキ大将でクラスの中心。 それでいて頭も良く、クラスのまとめ役でもあったので先生からも好か…
7月7日午前2時というのは、弟が亡くなったとされる推定時刻です。 ちゃんと時計を見なかったので定かではありませんが、7月6日の夜11時過ぎに床について、夜中…おそらく7日の1時~3時くらいに一度目が覚めたことを覚えています。 虫よけをしてから寝たのに、…
弟の自死のきっかけとなったのは、交際相手との別れでした。 弟はちょっと暴走気味なところもあったけれど、将来的に結婚を考える相手だったそうです。 ただ、その女。 交際1年ちょっとになるのに、「ご家族にどう思われるかワカラナイから」「私、外国人ダ…
自死でご次男を失くされた柳田邦男さんの本に、「次男はその性格から、友達からスヌーピーの”チャーリーブラウン”から取って”チャーリー”と呼ばれていた」と書いてあった。 チャーリーブラウン。 なんだか気になって早速図書館でスヌーピーに関する本を借り…
朝、目を覚まそうかどうしようか思っていると、 「あー、もう弟はいないんだー…」 という絶望と悲しみに突き落とされる。 亡くなる2日前まで、家族にも、友達にも話してたじゃん。 「交際相手に騙されてた。もう死にたいわ」 って笑い話にしてたじゃん。 「…
あの時、ターが「今日はもう寝よう」と思って朝を迎えてくれていたら。 食事をしていたら。 誰かと会話していたら。 雨降りじゃなくてせめて、お天気が良かったら… 最悪の結末にならなかったかもしれない。 もっと違う結果になっていたかもしれない。 死にた…
弟が自死を考える前に会って話せていたら。 そこまで思いつめていることを、話していてくれていたら。 たらればは無意味と分かっていても、ずーっとそんなことを考えてしまう。 あの日の前に会っていたら、そしていま思い悩んでいることを話していてくれたら…
弟が自ら死を選ぶ前日のスマホの履歴を見ると、「首吊 自殺」「首吊 ロープ」「縊死 結び方」といった検索結果が出てきました。 警察の方もこれを見ていて、結び方も正にこの通りで、遺書もあったため、事件性がないと思われたそうです。 前日、弟は病院に行…
母は、弟が亡くなった部屋のゴミ箱が空っぽだったのを見て、 「何も食べずに死んでいったと思うと切ない」 と思ったそう。 そして、ターが自分で死んでしまったことに対し、ご先祖様に申し訳ないと言っていました。 もちろん、母の想いはそれだけじゃありま…