弟が亡くなったと聞いたとき、無口なオットはおろおろするばかりで、仕事もあるからということで…結局頼らせてもらったのは、おしゃべりな親族のおばちゃんたちと、私の友達でした。(もちろん、オットは仕事が終わってから夜遅くに車で1時間かけて駆けつけてきてくれましたが!)
両親と私だけでは抱えきれない思いを、親族(母の兄弟の夫婦2組)が、友人が助けてくれました。
弟が亡くなったという一番辛かった日に朝から夜まで一緒にいてくれたM君。
私の喪服を届けて、ずっと一緒にいてくれたYさん。
ひたすら共感して泣いてくれる友達、少しでも快適な環境を整えるためにGoogleHomeがいいとか、アルフォンスデーケン先生の本がいいとか、客観的な対処法をくれる友達。
みんなみんな、有り難くて泣けてきます。
弟の死亡が確認できてからの時間を両親と私3人だけで過ごしていたら、気がおかしくなっていたかもしれません。
「どうしただい?」
「何やってんだか、ターは…」
気がきいたことを言ってくれるわけではなかったのですが、いてくれるだけで有難かったです。
7年前、私が海外出張にいくときのこと。
現地で使うものが多く大荷物になってしまったと言ったら、当時プータロウをしていた弟が荷物運びをするために駆けつけ、私のルームシェアに泊まりに来てくれたことがあります。
そのときに弟はおしゃれなマカロン(確かグラモウディーズ?)をルームメイトさんへのお土産にと持ってきたのですが、ルームメイトのHちゃんはその様子に感激し、
「なんて女子力の高い弟さん!仲が良くて優しい弟がいて羨ましい」
と思ってくれていたそうです。
明日は、そんなHちゃんががはるばる新幹線で2時間かけて、来てくれます。
本当に感謝しかありません。