わたしの家族

私の家族は両親と私、弟の4人家族です。2020年7月、弟が自ら命を絶ち3人になってしまいました。予想だにしなかった形の3人です。「両親よりも先に死んではいけないよね」と兄弟で決めていたことなのに…。私自身の気持ちの整理のために、そして自殺を考える方や自殺遺族様の小さな光になればと思い、このブログを始めました。

当事者

コロナの感染拡大が止まらないみたいですね。

とくにあららと思ったのは変異種。

結果として変異種にかかってしまった方もいたわけで、そういう方やそのご家族はどんな思いなんだろうと思ってしまいました。

かかりたくてかかったわけじゃないのに、非難されることも辛いし、ご家族としたら帰国させるんじゃなかったとか後悔もあるのではないでしょうか。

何にせよ、切ない。

こんなの、時期が悪かったとしか思えないです。

 

昔なら、「そうか変異種持ち込んじゃったのね」なんてまったくの他人事だっただろうけれど、ターのことがあって以来、事故を起こしてしまった人とか、薬物にハマってしまったとか、人を殺めてしまったとか、どんなニュースを見てもその当事者の方のことを考えるようになりました。

もちろん、本人の気持ちが分かるだなんて言えません。

でも、昨日まではその人やご家族にとって日常だったのに、加害者になったり被害者になったりして人生が変わってしまうって、なんだか自死と似ているなあというか。

自死って事故みたいなもんだなあというか。

 

当事者になると、物事の見方が変わるものです。

確か柳田邦男さんはご次男を自死で亡くして「世界ががらっと変わった。色々見えるようになった」ということをおっしゃってましたが、そういうことなのかな。

なんてことをやっと最近思えるようになった今日この頃です。

少しだけ「引いて」見られるようになったのかもしれません。

 

寂しさは日々増すばかりですけどね😢

あーあ、お正月なのに、ターと語り合えないなんてなあ!!

去年までの当たり前が一気になくなってしまったよ。

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