また、早朝の母からの電話。
ターのことを思い出し、父になにかあったかなと緊張しながら出ると母の兄、つまり私にとっての叔父さんが昨日深夜に亡くなったとのことでした。
来月から透析をしないといけないという話は聞いていて、色々弱ってきているということは知っていたけれど、まだ70代前半。
今回もやっぱり、突然のお別れでした。
叔父には子どもがいなかったせいか、私やターをすごく可愛がってくれて、昔もらった大きなぬいぐるみはいまでも実家にきれいに保管されています。
結婚式では主賓として、私の小さい頃好きだった忍者ハットリくんや暮らしていたインドネシアのこと、猫のことを笑いを交えながら挨拶をしてくれました。
「無口で何考えてるんだか」と言われている叔父ですが、私やターを見るときは表情が違ったこと、そして感情を出さない叔父が半年前のターの葬儀ではぽたぽたと涙をこぼしていたことが忘れられません。
でも、いいんだか悪いんだかわからないけれど、叔父の訃報を聞いてもほとんど動揺はしませんでした。
順番通り。
そして病死という亡くなり方だからでしょうか。
改めて、ターの亡くなり方がいかに私たちに衝撃だったかを思い出しました。
ただ、母の声は明らかに動揺していて…。
母と叔母のことが心配です。
もうしばらく喪服は見たくないとばかりにしまい込んだ喪服ですが、それを持って、また実家に行ってきます。
寂しいけれど、こうやってお別れが増えていくんだなあ。
でも、こうやってお世話になった方を見送ることも、遺された人を支えることもきっと私の役目なのですよね。