読書が大好きでしたが、ターのことがあって以来、小説がつまらなくて仕方ないです。
小説だけじゃなくて、ドラマも映画も。
自己実現ができないとか、仕事の悩みとか、前は共感しながら見聞きしていたけれど、いまはすごく冷めてしまった感じ。
「生きてるんだからいいじゃん」「自死じゃないからまだいいじゃん」「逆縁じゃないからいいじゃない」。
どうしようもない怒りが渦巻いてるときにどうでもいい恋愛モノのCMを見ると、「クソみたいな話だな」と毒づくこともあるし^^;
そう言われたらきっと作家さんたちは身も蓋もないんでしょうけど、ごめん!
その代わり、よく読むようになったのがエッセイや体験談です。
もともと向田邦子さんや東海林さだおさん、ロシア語通訳の米原万里さんは大好きだったけれど、それに加えて柳田邦男さんや姜尚中さんをよく読むようになりました。
小説とか離れた世界にではなく、地に足の着いた毎日の中に、救いがあるような気がします。