わたしの家族

私の家族は両親と私、弟の4人家族です。2020年7月、弟が自ら命を絶ち3人になってしまいました。予想だにしなかった形の3人です。「両親よりも先に死んではいけないよね」と兄弟で決めていたことなのに…。私自身の気持ちの整理のために、そして自殺を考える方や自殺遺族様の小さな光になればと思い、このブログを始めました。

おじいちゃん、おばあちゃん

母の実家のある地域に、ちょっと遊びに行ってきました。

祖父母が生きていた頃は、長期連休は絶対遊びにいってたし、何もないときでも2~3カ月に1度は母と一緒に行っていました。

15年ほど前に祖父母とも亡くなってからは空き家になってしまい、行っても寂しいだけでしたが、それでもその場に行くと思い出が次々とわき出てきます。

15年ほど前のこと。
ずっと続けていた野球部が終わり、進路にも迷い、何を思ったか「海を見にいってくる!」と自転車で飛び出したことがありました^^;
その道中、祖父母の家に寄ったというター。
後日、祖父母から話を聞いたら、急に自転車で現れて海に行く話をしていった、お茶を飲んでお小遣いもらってまた出かけていったとのこと。

「ター君は本当に気持ちのいい子だねえ、いい子だ」と祖母が絶賛していて、ちょっと嫉妬しつつ、やっぱりターだな、さすがだなと得意げに思ったことを覚えています。

祖父母が生きていたら90歳くらい。
孫に先に死なれるなんて悲しい目にあわせたくはないけれど、それでも祖父母が生きていたらなあと思います。
彼らが生きてたら、母だってまだ頼れる人がいるって思えるのに。

ここまで書いて気づいたけれど、父は弟とも20年も前に死別しているし、両親はもっと前に亡くなっているのだから、やっぱり私が支えないといかんなあ。

それにしても、もともと親族・家族が少ないので、これ以上減っていくのは寂しいもの。
小さい頃や学生時代は悩みが多くて戻りたい時代ではないです。
だけど私は、おじいちゃんおばあちゃんだけじゃなく、ご近所のお年寄りに可愛がられていたこともあって、みんながいたあの時代には戻りたいなと思ってしまいます。

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