先日の日記に、「ひとり時間を大事にするとかポジティブなオーラとかぺらぺらした言葉ではない慰めが欲しい」と書いたのですが、ちょっと考えてみました。
そういう言葉が欲しいなら、雑誌を見ていたのではだめだよなあ。やっぱり書籍で「自死遺族のために」「死別に苦しむ方へ」とそういう人に向かって書かれたものを読まないとだめだよなあと。
だけど、そこにも私は違和感を覚えてしまうのです。
雑誌みたいな、万人が読むようなものに自死とか死別とかが書かれていた方がいいのではないか?遠い世界に思っていた人にすら、自死は近くて突然起きるものだってもっとみんな知ってほしい。(過去の自分の無知とお気楽さを棚に上げて何を言うと言われそうですが…)
そこではっとする人はじっくり読めばいいし、そうでない人は「そういう世界もあるんだなあ」と少しだけ思いを巡らせるだけでも十分な意味になると思います。
と、ここまで書いて、「なるほどこれが、自死や死をタブー視する社会」かと気づきました。
よく見聞きしていた言葉だけど、そうかそうかと実感をともなってきました。
タブー視されたり、隅に追いやられてしまうと、家族を喪った苦しみと悲しみに加えて二重の寂しさがある気がするんだよなあ。。。