最近朝早くに目が覚めてしまうことが多く、朝焼けを目にすることがあります。
以前は朝焼けを見られると、「いい一日の始まりだな」「まだ寝れるな」などと呑気に思ってましたが、いまでは「去年の7月7日、この時間にもし、ターの部屋に行っていたら助けられたかな」と思ってしまいます。
死亡推定時刻は午前2時。母がターの部屋を見に行ったのは6時過ぎとのことでした。
真夏の6時過ぎならすっかり明るくなっていたはず。
あの日の夜中にでもターの部屋に遊びに行っていたら、もしかして助かっていたかもしれない。いままで約束もなしにふらっと夜中実家に帰ってターの部屋に入り込んだことがあったのに、あの日そうしなかった自分のバカさが腹立たしい。
せめて、まだ朝焼けの時間に見に行っていたら助かったかもしれないのに…。
1年経っても「たられば」考えてしまいます。
家族みんなで行ったキャンプで見た海からお日様が登ってくる朝焼けや、元旦にお寺さんに挨拶に行って見た朝焼け。そんな思い出はすっかり塗り替えられて、朝焼けは寂しい景色になってしまいました。