妊婦健診に行ったら、「まだはっきりしないけれど男の子かもねえ?」と言われました。
むう、男の子か…。
私はなんとなく中の人は女の子じゃないかと思ってたし、母も夢で女の子が産まれる夢を見たと言ってたのに、男の子か…と複雑な気持ちになってしまいました。
父に至っては「男は…大変だなあ…」とストレートな感想をポツリ。
色々やらかしてくれて、さいごはさっと自分でいなくなってしまったターのことを思っての正直な感想でしょうか。
ターは優しくて繊細できれいなものが好きで、それなのに、いや、そのせいなのか「男らしくいたい」という思いに囚われて窮屈そうに見えました。
だから私は「もしターが生まれ変わってくるなら、女の子として生まれたほうがいいかもよー?」と話しかけていたのですが…それでも男を選ぶのかい!と、心の中で語り掛けてしまいました。
そもそも、この子がターの生まれ変わりだと思い込んでしまうこと自体あまり健全ではないだろうし、色々背負わせてはいけないなと思うのだけど、それでも気になってしまいます。
男性の方が女性よりも自死率が高いという事実も、私の気持ちを暗くする理由の一つ。
生まれる前から自死の心配をしてしまうなんてまったくナンセンスで子にも失礼なんだけど、そう思ってしまう。
自死遺族になるってそういうことなのでしょうね。
でも、一人で育てるわけじゃないし、自死とは縁遠いオットがパートナーだし大丈夫だよねと思って、行ったり来たりする気持ちを鎮めてます。