紅茶が大好きなので、たまに紅茶に関する本を読みます。
(一周忌を迎えるまでは、趣味の本なんかもう開く気にならなかったけれど、回復していった自分を褒めたい!)
さて、この日読んだのは「図説 英国ティーカップの歴史」という本。
Cha Teaという東京のセレブな紅茶教室さんが書かれているものです。
でも、上辺のキラキラした内容だけじゃなくて、紅茶にかかわる人物のことまで詳しく書かれていました。
そこで目にとまったのは「アン王女」。アフタヌーンティー文化を広めたと言われる方です。
さぞかし優雅な、苦労のない人生を送られた方だろうと思ったらむしろその逆で。
17回だったかな?流産、死産、病気による子どもとの別れを経験した方だったとか。※「図説 英国ティーカップの歴史」より
お茶とお酒が王女の悲しみを紛らしてくれたそうです。
「変えられることは変えましょう。変えられないことは受け入れる努力をしましょう」とはテレフォン人生相談のお言葉。アン王女は子どもとの別れという受け入れられないことを、お酒とお茶でなんとか受け入れようとしていたのかな。
「私も、子どもじゃないけれど受け入れがたい別れを受け入れようと必死ですよ、アン王女」と、共感してしまいました。