ちょっと気乗りしなかった夫の実家訪問ですが、行ってきました。
夫の家系は元来長生きで、40数年生きてきて101歳のおばあちゃんを見送った経験しかないという夫。
さらに兄弟が4人もいて、その上兄弟それぞれにも子どもが何人もいるので総勢16人という大規模な親戚の集まりになるのです。
「うちはターが亡くなってもうどうやったって、両親と私、夫、私たちの子にしかならないのに」そんな思いもあって、ちょっと気乗りせず。
それでも実際に行くと、2年ぶりに会う親戚たちに大きくなった子どもたち、後期高齢者になったけれどまだまだ元気なお父さんお母さん…避けてきた「あけましておめでとうございます」の挨拶も自然と出てきました。
乾杯の挨拶での、義理の父から思春期を迎える孫たちへの「悩みがあったら抱え込まない、話すんだよ!」という言葉も、ターのことがあったからかなと思わせるものでした。
みんなちょっとずつ私の弟を気遣ってくれてるのが伝わってきました。
集まり、行ってよかった。いい家族と家族になれたと思いました。
ターがこの家族の集まりにきたことはなかったし、ほとんど接点がなかったのだけど、願わくば…来年も再来年もずっとどこかに、私にターという大事な弟がいたことをどこかで覚えていてくれたら嬉しいです。