入江杏さんという、世田谷事件のご遺族の書かれた「悲しみを生きる力に」という本を読みました。
いまだに未解決の残酷な事件。Wikiで詳細を見ましたが、全然無関係のわたしでも途中で心が痛くなり、途中で読めなくなってしまいました。
入江さんはグリーフケアをされている方ということで、この本を手に取りました。
こちらは自死遺族、あちらは事件に巻き込まれたご遺族ということで少し違うかなと思ったのですが、読んでいくうちに「そうそう、そうなんだよ」と共感できることがたくさんありました。
例えば、自死遺族の感じる「恥」。
事件に巻き込まれたご遺族とくに被害者となった奥さんのお母さまもまた、「こんな事件に巻き込まれるなんて恥ずかしい」と感じていらしたそうです。
そして、自責の念すらも。
ご遺族の方だって被害者なのに…。
これまでこの事件について「怖いねえ、ひどいよねえ」と若干野次馬根性でいた自分が恥ずかしくなりました。
ちょっと、あまりに感じることが多過ぎてまとまりません💦
またぼちぼちとご紹介させていただければと思いますが、取り急ぎ、まずは本のご紹介までさせていただきました。