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漫画家の西原理恵子さん。
最近ニュースでちらちら見るようになり、そのまま頭の隅に残っていて、そして育児のともになるかと思わず「毎日かあさん」を買ってしまいました。
「ぼくんち」という作品以来、できるかなシリーズ、放浪ものとか全部好きでなんだかんだかなりの作品を読ませてもらってます。
ここ5~6年くらいはネットでちらちらと「毎日かあさん」「卒母のすすめ」を見ているくらいでしたが、改めて本を読むと…いいですね、西原さん!
読んでて元気になります。
ネタばれになりますが、4巻以降からは西原さんのご主人鴨ちゃんとのお別れのシーンやその後の家族の感情なども描かれています。
鴨ちゃんの死因は病気だけど、死別は死別。
まだ小さいお子さんたちと散骨に行くことや、だんだんと息子君が「悲しかったこと」を聞かれて「ないです」と答えたり、旅行に写真を持っていき忘れたり忘れる余裕が出てくるということ。
さらには今現在は西原さんは新しいパートナー(YES高須!)を見つけて今はいまで楽しまれている様子を見ると、「自分もまだここから楽しもう」と思えます。
一時期は、そんな西原さんの漫画を見ても「でもお子さんは生きてるし、ご主人は病死だし」と思ってなんとなく遠くに感じてました。
だけど、フツーに学校行って就職していい人と結婚してという道とは真逆の人生を生きられた西原さんの包容力は自死遺族をもケアしてくれる気がします。