わたしの家族

私の家族は両親と私、弟の4人家族です。2020年7月、弟が自ら命を絶ち3人になってしまいました。予想だにしなかった形の3人です。「両親よりも先に死んではいけないよね」と兄弟で決めていたことなのに…。私自身の気持ちの整理のために、そして自殺を考える方や自殺遺族様の小さな光になればと思い、このブログを始めました。

当てつけたかった

テレフォン人生相談で、大原敬子先生が不登校に悩むお子さんのお母さんへのアドバイスで、「お子さんへの愛情を伝えるにはずっとべったり一緒にいる必要はないよ。時間は短くても一緒にご飯を食べる。半分こしようと言って分ける。あなたがいるから頑張れるよと伝えるといいよ」という内容のアドバイスをされていました。

全部、母がやってくれていたことでした。
いや、それ以上にみーっちり時間をかけて、手間もかけてくれてました。

ターも母がどんなに手間暇愛情をかけてくれたか感謝しきれないと言ってたし、父に対しても有難いという想いは十分感じていたはずです。

もう、両親のせいじゃないんですよね。

そういえば、わたしももう人生捨てたいなあと思ったとき両親のせいだ、育て方のせいだなんて微塵も思わず、強いて言えば「自分、こんなに苦しんでたんですけど」と、自分を傷つけた人に対して当てつけたかった気持ちが強かった気がします。

ターは引き金となったその元恋人に「おれもう死ぬわ」というメッセージを送っていたし。
だからちょっと死ぬフリをして、心配させてやろうと思ったらほんとに死んじゃってた、という感じなのでしょうね。

こちらとしては、遺書にお母さんにありがとうと書くくらいなら、そこで思いとどまれよまったく、という感じですよ!!
でも、そんなところも含めて、ばか可愛い弟だった。いいやつだった。

一緒に生きて年を取りたかったです。

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