コロナ流行終了宣言というワードをツイッターで見かけました。
コロナが日本で流行り始めたのは2020年の2月頃だったでしょうか。
あのときはターが生きていた。
それが、4月に緊急事態宣言が発令され、明けたと思ったらやっぱりまだコロナは収束せず、7月、ターは命を絶ってしまいました。
ターが亡くなった原因はコロナとは関係ないけれど、日本中世界中がコロナで落ち込んでいることで救われるような気持ちになることが少なからずありました。
2020年は最悪の年だったとどこかの雑誌が書いてくれたことで、わたしたちの気持ちを感じ取ってもらえたような気がしました。
今年、ようやく花火やお祭りなどが3年ぶりに再開されているようです。
もう少しでコロナも完全に終了するのでしょうか。そして「元通りになったね」と言い合う日常が来るのでしょうか。
マスクのない軽やかな生活も、いつでも旅行できる気軽さもとても懐かしい。
けれど、わたしたち遺族はもう元通りなんてなるはずもないのだから、コロナ、明けなくてもいいななんてことを考えてしまいます。
いや、コロナは明けてほしいけれど、ずっとずっと世の中にターのことを悼んでほしいのかもしれません。