ターがいなくなってもう2年3か月。
昨日も夜中に目が覚め、「え?ターっていなくなったんだっけ?もう話せないってこと?そんなことないよね?」と頭が混乱してしまいました。
年月はとても早く過ぎていくのに、ターがいないこの世にはどうもまだ慣れません。
けれども、最近は小説や漫画などを以前のように楽しむことができるようになってきました。
支えてくれた人がいたことはもちろん、本にもすごく頼りました。自死・自殺というワードがあればもう手あたり次第読んだと言ってもいいくらい。
かなり乱読をしたのですが、やっぱり一番自分を引きあげてくれたのは、これまでに何度かご紹介した「死は終わりではない」です。
銃で自死した主人公エリック君が死ぬ瞬間からその後の家族、そして霊になってからの様子がそれこそ手に取るように書かれていて、何度も何度も読みました。死んでおしまいじゃないという一縷の望みを繋いでくれました。
辛いけど誰にも話せないときにこの本は救いになってくれて、さらには作者でありエリック君のお母さんがインスタをされていたので直接メッセージやりとりをさせていただいたことまであります。
自死で家族を亡くした方にはもちろん、家族を亡くしたまらなく苦しいという方にはぜひ手に取っていただきたいです。