母と子と3人で出かけたときのこと。
二人で大泣きした公園を横目にしつつ母が「ターは辛いこともあっただろうけれど、でも親の対応が悪くて辛い思いや惨めな思いをさせたことはなかったと思うんだけどねえ」と呟きました。
ずっと、産んであげるんじゃなかった、親として失格だと嘆いていたのに…。
ターが亡くなってから2年半、やっと聞きたかった言葉が聞けました。
「そうだよ、親のせいで悪い思いをしたことなんてあるわけないじゃん!同じ子の立場として保証する!!」
わたしはバスに乗っていることも忘れてつい大声を出してしまいました。
きっとまた後悔や残念な気持ちを感じることもあるだろうけれど、とりあえずいいぞいいぞと心の中で叫んでしまいました。