昨年末のことになっちゃいますが、2022年最後のテレフォン人生相談を聞いてたときのことです。
相談者さんは40代の一人息子をもつ女性の方。
過去に借金が原因で自己破産をしているが、また借金をしているようでどうしたらいいのでしょうとの相談でした。
ご主人が「もう放っておけ」という方らしく、そんな夫婦間での相談ができない状態を回答者の先生は指摘されてました。
それも、解決法の一つではあると思うのですが…けれど私は、直らない借金はもう「依存」という病的なものだと思うので専門家を入れるべきじゃないかと思いました。
漫画家の西原理恵子さんのご主人はアル中で、何をどうしても治らなかったそう。
飲酒からの暴力から逃げ回っていた西原さんはその時を振り返って「もうこうなったらサイエンスの領域なんです。専門家を入れないといけないんです」と言ってました。
日本人の特性なのか、それとも世界共通なのかわからないけれど、家族の悩みをカウンセラーなど第三者に話すということはかなりレアケースのようです。
専門家を入れたら一気に解決というものではないかもしれないけれど、風穴を開けるきっかけになるはずだし、何より家族で抱え込ストレスを手放せることは大きなメリットだと思います。
こういった人生相談の回答をされるような方にこそ「依存には専門家の介入を」を言ってほしかったなあという回でした。
…なんて偉そうに文句言いつつ、今年もきっと「テレフォン人生相談」ヘビーリスナーになると思います(笑)