ターの声を聞かなくなって2年4カ月になります。
2年もあれば十分状況は変わるもの。
この間に、親戚やご近所さんが亡くなったり、馴染みのお店が閉店したりと、自分たちに直接かかわるでもないけれどよく考えると寂しい出来事がいくつかあったし、何よりわたしは出産という大きな経験をしました。
ターの名前を一文字とった名前を子どもにつけ、呼び名を「たいちゃん」としています。
ターは彼に会えなかったけれど、それでもターのことを思い出すと「たいちゃん、元気?」「たいちゃんに買ってきたよ」とたいちゃんのことを話すターの声が聞こえてくる気がします。
本当に「たいちゃん」と呼んでほしかったよ。