2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
結婚してからもわたしはよく帰省していましたが、「お姉ちゃんが来ると、なんか家が明るくなるなぁ」とターが感に堪えたように言ってくれたことがあります。実際、ターは両親だけのときには無口だったけれど、わたしがいると饒舌になっていたとか。 そしてい…
1か月ぶりに帰省しました。3泊4日ほどの短期間でしたが、母のデスクまわり(といってもそんな大層なものじゃなく、ターのお下がりの学習机!)から日記がなくなってました。 ターが亡くなったばかりのころは毎日開いた状態であって、ちらとのぞいてしまった…
夜、寝る前はなんとなくスマホを触ってしまいます。この「なんとなく」というのが曲者で、よく考えずにふらふらっとネットを見るのですが、ターとのLINEを見たり、写真を見返したり。 ああああああああ!嘘だろ!なんなんだよ!!!死ぬってなんだよ!!!2…
♪笹の葉さらさら のきばに揺れる…という「たなばたさま」。ターの命日が7月7日なので、どうしてもそのことを思い出してしまうから、一生この歌は歌えないし、聞けないなと思ってます。 でも、小さいときに記憶をさかのぼるともう一つ「たなばたさま」にまつ…
入江杏さんという、世田谷事件のご遺族の書かれた「悲しみを生きる力に」という本を読みました。 いまだに未解決の残酷な事件。Wikiで詳細を見ましたが、全然無関係のわたしでも途中で心が痛くなり、途中で読めなくなってしまいました。 入江さんはグリーフ…
まだ首も座らない子どもがいるので、どこに行くにも一緒。買い物しても、「ちょっとそこまで」でもずーっと連れてかないといけません。 40年近く自由しかなかった自分には、正直ちょっと負担というか、不自由さを感じていたのですが、ある日の買い物帰りに気…
ずっとフォローし、フォローしてくださっていたツイッター仲間の方が、自死されたお子さんの後を追って亡くなってしまったという情報がありました。情報の発信者さんはその方のご主人でした。 お子さんが亡くなってからしばらくたつ方だったようですが、時間…
仕事中ラジオを聞いてたら、瑛人さんの「香水」という曲が流れてきました。ちょうど、あの2年前の7月ころに流行った曲。あの時の混乱した気持ち、やるせなさ、絶望感、虚無感がわーっと蘇ってきそうになり、慌ててラジオを切りました。 あのとき流行った、BT…
夫とは、よくターの話をします。ファッション好きだったり、お父さんのところを小ばかにしてたり…でもそんなターが一番突っ込みどころ満載だよね、とひとしきり笑って、その後は「なんでもいいから生きてりゃなあ」とわたしが言って終わり。そんなほぼパター…
ターは、小学校の時の知能テストで先生がびっくりするような数値を出し、びっくりした先生が「この才能を伸ばしてあげてください」と母に伝えたほどだったそうです。でも、継続とか苦手を克服するといったコツコツ努力することが苦手だったター。中学、高校…
母の誕生日でした。70歳、古希。 お母さんのことが大好きで、プレゼントにまめだったターがいたら、きっと盛大に花束なんかを買ってきてくれたはずです。 モノは溢れかえっている家なので、今年のプレゼントは孫の写真入りの何かと、みんなからのメッセージ…