♪笹の葉さらさら のきばに揺れる…という「たなばたさま」。
ターの命日が7月7日なので、どうしてもそのことを思い出してしまうから、一生この歌は歌えないし、聞けないなと思ってます。
でも、小さいときに記憶をさかのぼるともう一つ「たなばたさま」にまつわる思い出がありました。
それは、もう寝たきりになったひいおばあちゃんの寝床で、わけがわからないながらも「歌を歌ってくれる?」と聞かれて何の気なく歌ったのが、「たなばたさま」だったのです。
長いこと忘れていたけれど、そうだ、うん、確かに歌った!
ひいおばあちゃんの顔すらあまり覚えてないけれど、温かい記憶を思い出せたのは、最近のちょっといいことでした。
いまはやっぱりまだ歌えないままです。
けれど、来年、再来年、いつか子どもに教えたいと思いました。そしてもう少しものがわかるようになったら、ひいおばあちゃんのことも、ターのことも話そうと思います。