わたしの家族

私の家族は両親と私、弟の4人家族です。2020年7月、弟が自ら命を絶ち3人になってしまいました。予想だにしなかった形の3人です。「両親よりも先に死んではいけないよね」と兄弟で決めていたことなのに…。私自身の気持ちの整理のために、そして自殺を考える方や自殺遺族様の小さな光になればと思い、このブログを始めました。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

きれいなお母さん

ターを誰よりも一番愛していたお母さん。そして、第一発見者となったお母さん。悲しみも苦しみも私の比じゃないはず…。 それでも変わらず仕事も辞めないし、美容院にもこまめに通ってきれいなお母さんのままでいます。「肌も髪もお手入れすると全然違うし、…

兄弟インドの写真

オットから「兄弟でインドに行ったっていうけど写真見たことないよー」と言われ、実家のクローゼットを探したら…あった、ありました!ターとのインド旅行写真CD! タージマハルとターの後ろ頭。 ガンジス川に入るのが怖くて、しぶしぶ最後の方にガイドさんに…

カッコつけ

ターが生きてたら。きっとあの状態じゃ仕事も辞めてただろうから、家にきてちょっと家事とか仕事手伝ってもらって、散歩なんかに出かけて。たまにボランティアに一緒に出掛けて、「さすが男手があると違うね」なんて言われて得意になってそう( ´艸`)近所の…

悔しい

このご時世ではありますが、万全の対策をして友人とランチに出かけました。 このお店は、ターも昔交際相手と行こうとしていたお店だったようです。なぜそれがわかったかというと、ターのLINEを見てしまったから。まだ付き合いたての頃、交際相手と行こうとタ…

救われた本たち

ターが亡くなってから色々読み漁って、合う本合わない本がありましたので、備忘録も兼ねて書かせていただきます。 最初に、スピリチュアル系の本。私にはこれは全然救いにならない!…どころか、気持が落ち込みました「私、みえちゃうんです」系のコミックエ…

感謝から尊敬に変わった

これ、前も書いたことあるかもしれませんが、今日しみじみと思うことだったのでもう一度書いてます。ターがいなくなってから親を尊敬できるようになった、ということです。 こう書くと、親との確執があったとか問題があったとか思われるかもしれませんが、全…

親から受け継ぐもの

久々にメンタリストdaigoさんのYoutubeを見ました。(ターがいなくなってからこの手の動画に興味ゼロになっていたのですが…だいぶ以前の心境に…自己啓発とか意識改革とかに興味があったころの自分に戻ってきたのかも) まあ、やっぱりターのことに関連がある…

【読書】ゴミ清掃員の日常

お笑い芸人滝沢秀一さんの「ゴミ清掃員の日常」を読みました。 ターもゴミ清掃員ではなかったのですが、産廃関連で営業をやってました。「職業に貴賎なし」と言うけれど、正直ちょっと貴賎をつけていたかもしれません。実は、ターが産廃の会社に入ると聞いた…

誕生日

5月16日は、ターの誕生日。36歳、年男になる予定でした。 去年の誕生日には大好きなドライマンゴーを送りました。フィリピン産とカンボジア産のをどっさりと。 とくにカンボジアのKANDAさんのマンゴーは気に入って自分でも取り寄せて食べるほど喜んでくれま…

お母さん、やっぱりすごい

「コロナではないのに、近所の病院にいって薬ももらったのに父の熱が下がらない」と連絡を受けて急遽実家へ。週末でいいかなとも思ったけれど、ターのときはそうやって先延ばしにしたことを後悔しているので、それはもう嫌だと思ってムリヤリのスケジュール…

幸せでも悲しくても

友達とのつながりがあって、両親が元気で、仕事が順調というときは「ターがいたら完璧な幸せなのになあ」と思うし、人間関係がうまくいかないときや仕事で失敗したときには「これ以上の不幸は勘弁してくれよー」と思います。 もうすぐターがいなくなって10カ…

遠くのご縁が希望をくれる

昔、留学&海外で仕事をしていた経験があり、いまでもそこでできた友人との交流があります。 中でもずーっと続いているのは、インドネシアにいるR君。私が現地の大学の英語のクラスに迷い込み、本好きという点でぴったり波長が合い、かれこれ18年の付き合い…

世界一キライなあなたに

「世界一キライなあなたに」という映画を見ました。 たまたま大好きなイギリスの話だし、主人公が可愛いなと思って、おすすめに出て来たから見始めたという程度ですが…。昔、障がい者支援の仕事をしていた経験があったので、なかなかに引き込まれていました…

昔の友達に連絡すること

20年以上の友人AちゃんとLINEを再開しました。家族と死別経験のないAちゃんは「理解できないこともあるかもしれないけれど、私を頼って、話してくれたことが嬉しい」と言ってくれました。私も甘えに甘え、「本当は待ってた、連絡がほしかった」と言ってしま…

おじいちゃん、おばあちゃん

母の実家のある地域に、ちょっと遊びに行ってきました。 祖父母が生きていた頃は、長期連休は絶対遊びにいってたし、何もないときでも2~3カ月に1度は母と一緒に行っていました。 15年ほど前に祖父母とも亡くなってからは空き家になってしまい、行っても寂し…

小説

ターの中学の同級生だった子が、グループラインのやりとりのスクショを送ってきてくれました。連日、何人もの子たちがターの思い出やできることについて話し合ってくれていました。私たち家族を気遣ってくれている言葉もたくさん出てきて、ターはいい友人に…