わたしの家族

私の家族は両親と私、弟の4人家族です。2020年7月、弟が自ら命を絶ち3人になってしまいました。予想だにしなかった形の3人です。「両親よりも先に死んではいけないよね」と兄弟で決めていたことなのに…。私自身の気持ちの整理のために、そして自殺を考える方や自殺遺族様の小さな光になればと思い、このブログを始めました。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

帰省すべきかどうか

ターがいなくなって以来ひと月とあけずに実家に帰省しています。帰省すると、好物が買い置きされていて、そして、実家から夫との家に戻ってくるときには「次はいつくる?」と聞かれます。こんな40になるという娘ですが、帰ってくるのが楽しみなようで^^; …

自死遺族Youtuber

ターがいなくなってから、寝る前に無音になるのが寂しくてYoutubeを聞き始めました。(隣に夫や猫がいても、声が欲しいというか…なんか寝落ちする感覚が欲しいのです) ゲーム実況とか世の中とあまりかかわらないものも好きですが、やっぱり「自死」というキ…

ナンを食べすぎるター

猫つながり、ご近所さんでもあり、ずっと仲良くしてくれているYさん。ターのイラストをちょこちょこ描いてくれてます。 これは「ナンを食べすぎて、太った?ときかれ、はっとしている弟さんです」とのこと。ちょうど近所においしいインドカレー屋さんができ…

【読書】倉嶋厚さん「やまない雨はない」

2時間くらいで一気に読んでしまいました。ずっと気になっていた、お天気キャスター倉嶋厚さんの「やまない雨はない」。 救われそうなタイトルには惹かれていましたが、奥さんの病死とうつ病ということでちょっと違うかなと遠巻きに見ていました。が、読み始…

自死の増加

ターがいなくなったのは、昨年2020年の7月7日のこと。その1~2週間後に三浦春馬さん、9月には竹内結子さん、ほかにも自死された芸能人の方がたくさんいらっしゃいました。 たまたま自死に関するニュースに敏感になっているだけかなと思ってたのですが、その…

また必ず会えます

矢作直樹先生というお医者さんと、一条さんという葬儀屋さんの対談本「命には続きがある」を読みました。(って、どこかにも書いたかも?!)その中に、「死はしばしのお別れで、また必ず会えます」という言葉を見つけてから、ほーっとしたというか、そうだ…

風水

これまでちょっとついてないなーってときは玄関掃除したり、全体運アップのために水回りをキレイにするといいと聞いて一生懸命磨いたりしてきたけど、ターがいなくなってからどうでもよくなってしまいました。 普通の人よりちょっと掃除を頑張ってきれいに、…

ぜんぶ変わっていく

仕事が忙しくて、しかも熱まで出してしまっていたので…しばらく「書く」ってことをしてませんでした。 いつの間にか、月命日も過ぎてたし!しかも、8回目だと思ったらもう9回目の月命日でした。 「さすがおねーちゃんだね」とか言われそう(笑) 桜も散ってち…

自死遺族の言葉と行動の重さ

これまでうちは、まさに家族みんないてとくに何の問題もない家でした。だけど、ターが自死で亡くなってから、180度ひっくり返ってしまいました。 子どもに先立たれて、しかも自死。きっと世間一般の常識で考えたら最も辛い別れを経験した家族です。 だからこ…

理不尽だとはわかってるけど。

コロナだから会えないというのもあるけれど、それにしてもターのことがあってから連絡が途絶えてしまったなという友人がちらほらいます。 ターの抱える闇に気づけなかったことを聞かれたり批判されたりして以来、こっちからさよならした友達もいますが、数回…

アン・スモーリン「自殺で遺された人たちのサポートガイド」

「自殺で遺された人たちのサポートガイド」という本を読みました。 ずっと気にはなっていたけれど、これまで手あたり次第この手の本を買っていて、それなのにあまり救われなかったし、アメリカの方が書かれた本なので、日本人の私に馴染むかな~と思って迷っ…

海外一人旅

自分が20代の頃、うっすら消えたいなあと思っていて、そういうときは海外一人旅をしていた気がします。 この頃は海外に行けないし、猫たちと暮らすようになってから旅したい気持ちもだいぶ落ちついてしまってるけれど、色々あったし、そろそろ、また、どこか…

写経…すべき?

Amazonで何か参考になる本、これから支えになる本って探していたら、桜井識子さんという方の本が気になりました。 気になった本はまず作者さんのことをネットで調べたり、ブログがないか見たりしてしまいます。(私は貧乏性なのですぐに本を購入というのがで…

ウィリアム・ポール・ヤング「神の小屋」、「アメイジングジャーニー」

ある日、パソコン作業をしながらアマゾンジャパンを流していたら、おすすめコーナーにぽんと出て来た映画があります。 「アメイジング・ジャーニー 神の小屋より」。ぱっと見、子ども向けのようだったけれど、紹介文を見たら、子どもを殺された親という言葉…

去年のいまごろ

4月2日は、両親の結婚記念日です。私が小学生の頃に「リョーシンノケッコンキネンビ」というのを知り、なんとなーくお祝いを続けてます。だからもう、30年以上お祝いを続けていることになるのかな。 でも、もう30年ずーっと通り花というのも芸がないし…と思…

生きてるだけでもう合格点をもらっている気がします

本当に申し訳ないけれど、両親が死んだら自分も死のうかなと思ってます。ずーっと前、ターがいなくなってすぐのときには「ターの分まで長生きする!小憎らしいばーさんになってやる!」とか思ってたのに、最近は真逆です。 のっけからマイナスですいませんで…

意地悪な独り言

昨年の年末ごろだったか、母と会ったとき、叔母は「お母さんずっと泣いて大変だったの。ター姐さん(私のこと)、お母さんを見ててあげてね。ほんとに大変だったんだから」と言ってました。 ところが、それから1か月後。叔母の配偶者、つまり私から見たら叔…

自死は誰にでも起こる

この話、前もしたかもしれませんが、また気になるので書かせていただきます。 以前、家族の中に自死したという人の話を聞いたら、「借金とかあったのかな?」「子ども時代、何かトラブルがあったのかな?」なんてことを思ってました。 周りに自死した人とい…