2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
7月7日の早朝に母がターを発見したとき、「起きて、起きて」と気が狂ったように声をかけていたそうだ。「お母様の声が耳に残って離れません」近所の方が、私にそう声をかけてくれた。 医療関係者だから何度も死を間近に感じているのに。そのときターはもう冷…
ターのこと以来変わったことがあります。 それは、人を裁かない・赦したいという気持ちが強くなったこと。(残念ながら「赦せるようになった」とは言えないのですが!) 新聞やニュースで大麻とか飲酒で身を滅ぼす人のことを見聞きすると「自業自得、自分で…
ターがいなくなってからよく検索するようになった言葉。「自殺 家族 有名人」「子どもを亡くした 有名人」。 なんで有名人かというと、一般の人に比べてその後のご活躍が分かりやすいから。家族を失ったけれど、今CMやドラマに引っ張りだこだったり、バラエ…
なんだかんだで猫の保護とか避妊去勢手術のボランティア活動に携わるようになって5年ほど。 時には意見が食い違うことや主張が強い人とのやり取りが嫌になって辞めたいときもありながら、なんとなく続けてきました もともと優しい人たちの集まりではあったけ…
ターの日記(3日すら続いたものはなかったけど!)とか、手帳の端っことかには、よく「生きづらい」という言葉があった。 「生きやすい人なんていないと思うけれど自分にとってこの世はあまりに生きづらい」「自分が嫌で仕方ない」とか。私と話すことなんて…
寝る前によしもとばななさんの「まぼろしハワイ」を読んだせいか、なぜか夢の中でハワイにいました。(単純!) 多分一人旅なんだけど、途中「オダギリジョーがやってるセブンイレブンがあるから寄ろう」と思い、行ったら何かの撮影中で、「おいでおいで!」…
「ター姐さんのこと、みんな気にしてます」 「ター姐さんのことが大好きだからね」 ターのことがあった直後にもらった言葉。 自分が惨めで憐れで情けなくて、もう生きていたくないくらいだったので、自分を肯定してくれる言葉が身に沁みました。 これらの言…
ターは男子には珍しく、芋・カボチャ好きでした。 焼き芋を自分で買ってきたこともあったし、初詣の帰りに焼き芋屋さんで買って食べながら帰ったことも良い思い出です。 「ビュッフェにカボチャのポタージュがあったら、とりあえず取るよね」 という謎の共感…
大人になってからすごく生きづらそうだったターに比べて、自分自身は小学校・中学校あたりがものすごくきつかったです。 いじめがあったとかではないのですが、先生という権威とか、みんなで一緒にしなければいけない時間割とか、つまりは集団生活が苦手だっ…
私が25歳を過ぎた頃から母方の祖父母が亡くなり、それで祖父母全員が亡くなりました。 その頃からだったかな。 いつか、4人じゃなくなる。 ターも結婚して遠くに行ってしまうかもしれない。 4人でご飯を食べられるのは、もう何回もないかもしれない。 そんな…
7月7日からずっと涙の出ない日はありませんでした。 けれど、やっと「あ、今日泣かなかった」という日も出てきました。 両親にも笑顔が戻ってきたから? 3日と空けずLINEしたり会ったりしてくれる人がいるから? 遠くから私を気遣って電話やメールしてきてく…