大人になってからすごく生きづらそうだったターに比べて、自分自身は小学校・中学校あたりがものすごくきつかったです。
いじめがあったとかではないのですが、先生という権威とか、みんなで一緒にしなければいけない時間割とか、つまりは集団生活が苦手だったということですね💦
全校の前で一人で歌えと言われるし、掃除の時間に一言でも喋ったら怒鳴られる中学はきつくて、中学3年の2~3カ月は不登校でした。
とにかく逃げ出したかったし、不登校になって親を悲しませているという負い目がありました。
でも、「消えたい」という想いこそあれど、自分で「死のう」とは思いませんでした。
その代わり、「自分は不死の病かもしれない」と思うことで自分を保っていた気がします。
もともと読書は好きだったけれど、不登校になる前くらいから「家庭の医学」を読んでは「お腹が痛くて調子が悪いのは大腸がんのせいかも」「腰痛が治らないのは白血病かも」と思い、「そうか、もう長くないもんな」と思うことで逃げ道を見出していたような気がします。
(もちろん、いまもうアラフォーとなって病気ひとつしてないので気のせいだったわけですが)
高校・大学に入ると、学校だけが世界じゃないと思えるようになり、実際に自分で世界を旅するようになりました。
学校に行かなくても生きていけることや、学校に行くことが正しいとも限らないということを肌身をもって知りました。
そして、いつのまにか生きづらいなんて思わなくなっていました。
だから、ターにも海外の話をしたり、外に連れ出したりしていたんだけどなあ。
私みたいに不健康に「家庭の医学」を活用したり、「自殺マニュアル」でも読んでいつでも死ねると思っていたりしたら、死ぬのを先送りできたと思うんだけどなあ。
私の例は極端かもしれないけれど、死にたいなら、海外でも全部捨てて夜逃げでもなんでもしていいんだよ。
と、私は思います。