夫とは、よくターの話をします。
ファッション好きだったり、お父さんのところを小ばかにしてたり…でもそんなターが一番突っ込みどころ満載だよね、とひとしきり笑って、その後は「なんでもいいから生きてりゃなあ」とわたしが言って終わり。
そんなほぼパターン化された流れなのですが、ある日いつもの流れのあと、夫が言いました。
「いいじゃん、また会えるんだし」。
夫は精神世界とか天国とか信じないタイプですが、だからこそこの言葉をかけられて、そっか、そうだよね、きっとそうだ、と確信が持てたような気がしました。
また会えると思うと、一旦悲しみ苦しむことをどこかに置いていけそうです。