夫の実家の法事に出席してきました。
100歳を超えて亡くなったご先祖様の法事。
ずっと体調不良で家から出られなかった夫の兄弟もこの日はサプライズで参加し、夫の両親が大喜びする様子。
このどちらもわたしの実家では起きることはありえません。
私もこの兄弟のことは好きだし、心配していたので嬉しかったけれど、正直「いいよなあ、生きてるんだから」と斜に構えたような気持ちがありました。
ターがサプライズで家に帰ってきてくれたらどんなに両親も喜ぶだろうなんてことを、ほんの数分のサプライズの様子を見ながら頭に浮かんでしまいました。
そういえば、どっかの雑誌で松岡修造さんが「僕はまだ家族を亡くすという経験はないんですが…」という話をされてました。
わたしよりだいぶ年上だろうに、そういう方もいるんだなあ、と。
単純で質素な喜び悲しみに一喜一憂していたわたしの家族がどうしてこんな目に遭わないといけないんだろう。