Twitterで「自死遺族になって以来読みたい小説がなくなった。でも何か読みたい」みたいなツイートをしたら、フォロワーの方がこの「残された人が編む物語」という本を紹介してくださいました。
短編集はあまり得意じゃないなあなんて思いながら読み始めたのですが、もう最初の弟を探す女性の章から心をつかまれ涙したり、家族の話はもちろんだけど、家族だけじゃない人同士のつながりの話には、他人だからこそより厚い情を感じたり…
感情が動きっぱなしになる一冊でした。
久しぶりに心に栄養が行き渡るような小説を読めた気がします。
図書館で借りたのですが、手元に置いておきたいと思い購入し、母にも渡しました。
他にも何人かのフォロワーさんからおすすめの本を紹介いただいたのですが、皆様の温かいお気持ちに、より豊かな読書の時間となりました。