ターが亡くなってからというもの、母の机の上には長いことノートがありました。
開いた状態だったことがあったので、いけないと思いつつ、ちらっと見てしまったら案の定というかターへの言葉が連日のように書かれていました。
家族の悲しむ姿を見るというのは切ないものです。
それでも、つい数か月前から、母は書道を習い始めました。
母の父、つまりわたしの祖父は書家としての一面もあったため、その影響もあるようです。
最近の母の机の上には、書道の毛氈やお手本が並ぶようになりました。
ターがいなくなったことを嘆かない日はないけれど、また一つ気を紛らす方法を手にした母。尊敬しかありません。
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