前にも書いたことがあるかもしれませんが、よく聞いているラジオ番組「テレフォン人生相談」。
先日の相談は60代の女性でした。
最初から切羽詰まった様子でしたが、やはり、娘さんだけでなくそのお子さん、つまり相談者の女性にとってはお孫さんまで道連れに自死してしまったとのこと。
娘さんの夫が不倫をしていて、その相手もお焼香には来たそうですが、憎しみと怒りが止まらなかった、これからどうしたらよいかという相談でした。
ターも、直接ではないけれど、交際相手の裏切りが引き金となったので、この相談者さんの気持ちが痛いほどわかり、そして回答者である加藤諦三先生と弁護士さんの答えに集中しました。
でも、もうどうすることもできないんですね。
「どうにも苦しいでしょうが、相手への恨みにとらわれてあなたの人生を棒に振ってはいけませんよ」というのが答えでした。あれだけ偉大な、場数を踏んだ先生からも特効薬はもらえなかったかー…。
けれど、「まあそうだよな」という答え合わせにはなったので、やっぱり聞いてよかったと思いました。
それにしても、このお母さんに、「不倫、裏切りをするようなヤツはこっちから願い下げなのであって、された側が傷つくなんておかしいんですよ!でも、うちもです。辛いですよね」と、共感の言葉を伝えたくなりました。