歴史的事件とも言えるようなことをしてしまった、あの容疑者の方。
「方」なんて言ってしまうのは、生い立ちを知るほどに同情せざるを得ないからです。
お父さんを自死で亡くし、さらにお兄さんの小児がん、自死。
お母さんは宗教にハマり困窮するまで献金をしてしまうという状況になったのも気持ちだけ考えたら仕方ないというか、そしてそれを子どものときから見つめていた容疑者の気持ちを考えるとやるせないというか…。
この背景がニュースやネットに出回ったとき、ちょっと筋違いながら心配したのは「やっぱりこういう家庭だから自死が起こったんだろう」という決めつけでした。
でも、ニュースの下にあるコメント欄を見るとほとんどが容疑者に同情的で、自死が起こる家庭を差別するような書き込みがなかったのは少しほっとしました。
やっぱり自分は自死を出した家庭ということにどこか恥を感じています。
そんな自分は見栄っ張りだなとちょっと嫌にもなりますが、でももう見栄張りは直せない・むしろ直さなくていいと思ってるので、ガハハと笑って生き抜いてやろうと思います。