先日、Yahooニュースを見ていて、なんとなーく下の方までスクロールしたら「死刑執行人のお仕事」という内容の漫画がありました。
もともと死刑制度には興味があったのでちょっと興味本位で読んだら、「現在の日本の死刑は首吊り(縊首)で、執行したときに色々飛び出さないよう布をかぶせる」とかなんとかと描かれてました。
以前の自分だったらきっと「そうかー、やっぱり首を吊るってそういうことか」と思ったと思います。
でも、違うんですよね。死刑のように勢いをつけてするものならそうなのかもしれません。
けれども、自分で自分を亡くす縊首だとすっと消えるようなんですよね。柔道の「落ちる感覚みたいなのかな」と表現した友人がいたのですが、多分きっと、そうなんです。
ご家族や近しい人の自死を経験したことがある人に聞いたら、みんなそうでした。「呼べば目を開けそうだった」と。
きっと、「首を吊るとグロテスクな死に方をする」というのは自死予防のための常識の植え付けなんだと思います。
だけど、縊死した人が、ターがそんな死に方をしたと思われるのはとても切ない。
最期を勝手にグロテスクな光景にしないでほしいと思い、今日そんな気持ちを書きました。