夜暗いところを散歩していると、お店の明かりが消えていて視覚が限られるせいか虫の声はいよいよはっきりと聞こえてくる。
「自分のほかにも生きてるものがいる」この感覚が最近やたらと強くなり、夜道を怖いと思うことがなくなった。
これまでは夜道を歩いていて何か(例えば幽霊!)に会ってしまったらと想像したり怖い話を思い出したりしていたけれど、ターがいなくなってからは怖い物はすっかりなくなった。
むしろ、「不思議怪奇現象があるなら見せてくれ、ターも何か送ってこい」という気持ちが強くなった。
それなのに、驚いたことといったらターのスマホの検索履歴がある日すっかり消えていたことや足音やターの癖だった鼻をすするような音が聞こえたかなということくらいで、写真に何か映ったり声が聞こえたみたいな決定的な合図はまだ送られてこない。
感受性は人並だし、心もキレイな人間でもないから、”そういう霊的なもの”を感じられないのかな~💦
怖いものがなくなってどんどん図太くなって長生きしてしまいそうな姉は、一生待ってるよ。