わたしの家族

私の家族は両親と私、弟の4人家族です。2020年7月、弟が自ら命を絶ち3人になってしまいました。予想だにしなかった形の3人です。「両親よりも先に死んではいけないよね」と兄弟で決めていたことなのに…。私自身の気持ちの整理のために、そして自殺を考える方や自殺遺族様の小さな光になればと思い、このブログを始めました。

NHKスペシャル

6月13日日曜に、NHKスペシャルで「若者たちに死を選ばせない」という放送をしていました。

リアルタイムでは見られず、タイムシフトで見たのですが、見てよかったです。

ターは35歳で亡くなったので、今回の番組の若者の定義にはあてはまってなかったけれど、遺族の方のインタビューを聞いて、「そうだ、これはもう仕方なかったんだよな」と素直に、心から思いました。

自死で亡くなったお子さんの親御さんやご友人がインタビューに答えてくれていて、遺影まで撮影させてくださっていて、見ず知らずの方ですが、感謝したくなりました。
そして、そうできるようになったということは、10年、20年前のような自死を隠すもの・申し訳ないものとするような風潮は薄れてきたのかなと思います。

自死を肯定するわけじゃないですが、アメリカでは自死も病死として社会に認められるそうです。
自死で亡くなった人も、遺族ももっと堂々としていいんですよね。
タブーをつくると、誰もが苦しくなります。


自死はどうしようもないんだということ、決して周りにいる人のせいでもないこと、亡くなった人の勝手や弱さではないということを広く知ってほしいと切に思います。

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