6月13日日曜に、NHKスペシャルで「若者たちに死を選ばせない」という放送をしていました。
リアルタイムでは見られず、タイムシフトで見たのですが、見てよかったです。
ターは35歳で亡くなったので、今回の番組の若者の定義にはあてはまってなかったけれど、遺族の方のインタビューを聞いて、「そうだ、これはもう仕方なかったんだよな」と素直に、心から思いました。
自死で亡くなったお子さんの親御さんやご友人がインタビューに答えてくれていて、遺影まで撮影させてくださっていて、見ず知らずの方ですが、感謝したくなりました。
そして、そうできるようになったということは、10年、20年前のような自死を隠すもの・申し訳ないものとするような風潮は薄れてきたのかなと思います。
自死を肯定するわけじゃないですが、アメリカでは自死も病死として社会に認められるそうです。
自死で亡くなった人も、遺族ももっと堂々としていいんですよね。
タブーをつくると、誰もが苦しくなります。
自死はどうしようもないんだということ、決して周りにいる人のせいでもないこと、亡くなった人の勝手や弱さではないということを広く知ってほしいと切に思います。