実家に帰ったとき母から聞いた話。
「アメーバみたいなふわふわした生き物のような、目ばっかりみたいな生き物を水槽で飼っていたんだけど、何日かして死んじゃって、ああ、死んじゃったかあ~とすごくがっかりして悲しくなった夢を見た」とのこと。
それ、絶対ターのことだよなあ…。
ターはもう35歳にもなってたけれど、母にとっては、ターは飼ってるような、手のひらに乗せているような感覚の生き物だったのかもしれません。
それを子離れ・親離れができないと表現する人もいるかもしれないけれど、確かに姉から見て、子から見て「なんだかなア」と呆れ半分で見ているところもあったけれど、私はそれはそれでいい親子関係だったと思うし、母の育児は間違ってなかったと思うのです。
母はことあるごとにああすればこうすればよかったと言うけれど、母ほど愛情も手間暇もお金もかけてくれる親はいなかったと思うから、私もターもそこにすごく感謝しているから、こんなことになってしまったけれど、どうか母にはもう、自分を責めないでほしいと思うのです。