「いつかは」という予感はありましたが、自分の妊娠がわかりました。
まだ安定しておらず、何より高齢なので今後どうなるかわからず、両親に伝えるタイミングを計っていたのですが、ずーっと落ち込む両親に少しでも元気になってもらえたらという一心で、母にTELして妊娠のこと教えてしまいました。(近々帰省するのに、フライング!)
すると、電話越しに大絶叫し、夢みたいだと大喜び。あまりに喜びすぎて、後半は何言ってるかわからない取り乱しようでした^^;
ここまで喜んでくれるなんて…やっと私も妊娠がうれしいという気持ちになりました。
喜びがあるほどにターの喪失感は大きくのしかかってくるのはこれまで自分が経験して知っていたから、私が一緒にいるときにそっと両親に知らせようと思っていました。
だけど、思い切って早めに伝えられてよかったのかもしれません。
思えば、母の電話でのあんな取り乱した声を聞くなんて、後にも先にもたぼが亡くなったとき以来です。
もう一生耳から離れないあの声ですが、今回は良いニュースで驚かせることができたので、ちょっと親孝行になったのかなと思います。
だけど、こんなことを思ってはいけないかもしれないけれど…
もし新しい命と引き換えにターが戻ってくるというなら、私は即断でターを選びます。そうできたら、どんなに純粋に喜べるだろうかと思うと、よくわからない涙がどんどんあふれてきます。
そんな私の心情を慮ってか、たくさんの友人が「ター君の生まれ変わり」とは言わず、「ター君からの贈り物だよ」「落ち込むご家族をなんとかしたいと思ったんだよ」と言ってくれたところに、本当の優しさを感じました。
そうだよね、ターはもう今いるそっちの世界に満足してるんだよね。
今回の命は、ターの計らい、贈り物なんだよね。
高齢なので本当にどうなるかわからないけれど、大切にしようと思います。