今日はターの49日だ。
一応実家には帰ってきたけれど、母に聞いたところ、「49日と言っても気持ちの区切りもついてないし」ということで、結局何もやらないことになった。
お坊さんも呼ばない。
納骨もしない。
ただただ普通の日。
でも、たくさん死に関する本を読んだからか?
たくさん友達に話を聞いてもらったからか?
たくさん泣いたからか?
よくわからないけれど、あの狂いそうなくらいな苦しさは薄らいできた。
両親とも笑うことが増えてきた。
ともすると、ふっと暗闇に落ちていきそうな危うさはあるけれど、無理にでも笑っていようと思う。
両親を看取って、自分も天寿を全うしたらターに自慢してやる。
「ほら、えーちゃん、さすがでしょ。やり切ったぜ!」って。