弟のことがあってAmazoを「自死」「自殺」というキーワードで検索しまくって出て来た本、「死は終わりではない」。
作者エリック・メドフスさんのことも存じ上げなかったし、「死は終わりではない」というタイトルも以前なら手には取らない本だったけれど、「20才で自死した青年のその後」という内容に思わず購入してしまった。
エリック君の回想録だけど、スピリットガイド(日本で言うイタコさんみたいなもの?)の方が通訳して、エリック君のお母さんであり内科医・医学博士でもあるエリーサ・メドフスさんの手によって書かれている。
弟が亡くなってからの3カ月近くで20冊近い本を新しく読んだり読みなおしたりしてきたけれど、これが一番救いになった。
内容はまさに「死は終わりではない」の証明。
エリック君が事細かに亡くなる直前の感情・情景描写から葬儀、魂が違う次元にいくというその後の様子まで説明してくれている。
それこそ、信じるか信じないかはあなた次第というところがありそうだが、このエリック君の発する言葉には非の打ちどころがなくて、これはもう「そう」なんだと思うしかない、といった感じ。
身内だからそう感じるのかもしれないけれど、ターは何かやってくれそうな人間だった。
ターも落ち着いたら、エリック君のようにペラペラと声を聞かせてくれる!
そう信じられるから、生きていけそうです。