私の最近の気持ちについて「友人をうんざりさせたくない」と書いていて思ったのだけど、ふと冷静になって思い返してみると、ターも同じ気持ちだったんじゃないかということに気づいた。
私たち遺族としては、「なんで相談してくれなかったんだよ」「一言言ってくれたらなんとかしたのに」と思うけれど、ターは、そんなのカッコ悪いと思ってたんじゃないかな、と。
そんな水臭いこと言うな、家族なのにと思う。
ターは私たちとは違い、文学や音楽にのめり込むことができる魂をもっていた。
家族であってもカッコ悪いところは見せたくなかったんじゃないだろうか。
家族だから「昔のかわいい純粋なター」のままでいたかったんじゃないか。
それなら、と思う。
それならもう、そんなカッコつけもひっくるめてターなんだからこうなったことも認めないと。
きっと今はもうそんなカッコつけも脱ぎ捨てて楽な気持ちで、楽しいことばかりだった子供時代に戻っているような気がしてきた。
ターがいなくなって今日で3カ月になる。