わたしの家族

私の家族は両親と私、弟の4人家族です。2020年7月、弟が自ら命を絶ち3人になってしまいました。予想だにしなかった形の3人です。「両親よりも先に死んではいけないよね」と兄弟で決めていたことなのに…。私自身の気持ちの整理のために、そして自殺を考える方や自殺遺族様の小さな光になればと思い、このブログを始めました。

ターが亡くなってからというわけではなく、もともとふと、深夜目が覚めることがある。

霊感はないけれど、なんとなく人の気配を感じたり怖い話を思い出したりしてしまい、慌てて目をつむる。

けれど、ターが亡くなってからは目が覚めると、

「ターかな?!何か話してこーい!」

と思うようになり、怖いという感覚がなくなった。

それでも、ターが亡くなったときもふと夜中に目が覚めて嫌な予感がして、その数時間後に母から連絡があったという思い出があるので、やっぱり夜中に目が覚めるといい気分はしない。

 

ターが亡くなって三カ月くらいまでは、夜中目を覚ましてしまうたびに、朝、目が覚めるたびに「今日もあなたの弟はいないよ」と言われているようで苦痛で絶望で仕方なかった。

いまは苦痛と絶望は薄まり、ターのいない毎日が、ひたすら寂しい。

 

朝の光は、夜中に目を覚ましたときの心配も不安もさーっと消し去って、憑き物が取れたかのように気分を明るくしてくれる。

どこかで読んだのだけど、勤め人の自死の多い時間帯は夜中の12~2時と早朝4~5時だそうだ。

ターの死亡推定時刻もまさに、夜中の2時だった。

 

早い所人生卒業したいという気持ちは変わらないけれど、とりあえず朝が来れば、日の光を浴びれば大丈夫と唱えながら、なんとかやり過ごしていこう。

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