ターが亡くなったときの年齢は35歳。
日本の平均寿命からしたらあまりに短いけれど、それがターの寿命だったのだと思います。
ターはあまりにまっすぐでした。
優しすぎて、不器用でこの世で生きていくのはとても難しい気質を持っていました。
父と、母と、私とターの4人がいても、なんとなくターだけはちょっと世間離れしているというか、よくも悪くも常識が通じないというか、理解を超えているというか…半分違う世界に足を突っ込んでるみたいでした。
ターが亡くなったと聞き駆けつけたとき、床の間で寝かされた姿には悲壮感はまったくなくて、全身で「幸せだった時代に戻っただけだよ」と語っていました。
それと同時に「そうか、ターは35年という期間が決められた天からの預かりものだったんだ」という閃きのようなものが降りてきました。
35歳ってもういい大人で、世間一般で見たらいいおっさんだけど、私たち家族にとったら純度100%の可愛い息子であり弟です。
だからもう、35年間ありがとうという言葉を添えて、預かり物を天に還すという気持ちで送り出すしかないのですよね。
これからも同じようなことを言うかもしれませんが、自分に言い聞かせているだけかもしれませんが、ターの命はきっと預かりものだったのだということを、この先もこの気持ちを忘れないようにここに書いてみました。
はい、今日も完全な独り言でしたが💦
読んでくださり、ありがとうございます。