実家に帰ったらご近所さんに呼び止められました。
「お母さん、お見掛けしないけれど大丈夫?何もできなくて、声もかけることもできずごめんなさい」と。
そのお気持ちだけで充分有難いです。
世の中、自死した人やその家庭に対して心ない言葉を発する人もいるというけれど、うちのご近所はそっと見守ってくれる方や、「実はうちも事故・病気で子どもさんを亡くしてました」ということまで話してくれて共感してくれる方ばかりで、有難いことです。
曾祖父の代からご近所さんにはお世話になっていて、最近どんどん馴染みの方が亡くなっていくばかりだったけれど、こうして声をかけていただけて久しぶりに懐かしいような気持ちになりました。
気づくと、馴染みのご近所のおじいちゃんおばあちゃんは亡くなっていて、若かったお父さんお母さんたちも高齢者と呼ばれる年代になっていて、じゃあこれから私たち世代が頑張ってかないと、というタイミングでした。
ター、この温かい地域で、もっと長く一緒に暮らしていたかったよ。