「結婚記念日おめでとう!」
ボランティア仲間からお祝いとともに、かわいいスイーツとお手紙をいただいた。
仲間ではあったけれど、プレゼント交換をしたりお互いのお祝いをし合う仲ではないのでちょっと戸惑っていたら、
「ター姐さん(私のことです)、今年色々あったから。ご主人とこれからも仲良くしてくださいね」
と、涙ながらに言ってくださった。
そして、いつもの通りYさんというご近所さんであり、猫仲間もご来訪。
先日の「手紙」でも書いたけれど、辛いときや悲しみに負けそうなときには決まってYさんから手紙やLINEでのメッセージがやってくる。
それだけじゃなく、私の好きなものを覚えてくれてそっと置いていってくれる。
そして、夜には遠くに住む友人から
「ター姐さんの活動しているボランティア団体さんに寄付させてもらったよ。
同じ猫飼いとして、団体の方や弟さんのような心から猫のためを思って活動してくれる方を本当に尊敬してます」
と、メッセージが入った。
そう言えば先日も突然、団体の仲間の一人から
「ター姐さんの悲しみに寄り添わせてもらってもいいですか?
私も死別じゃないけれど離婚という別れからいまも立ち直れないので」
というメッセージもいただいた。
ボランティア仲間ってもっとドライな関係だとばかり思っていた。
でも、そんなことはなくて、こうして人生にも寄り添ってくれる方ばかりだった。
ターは7月7日に亡くなってしまったけれど、その数週間後には一緒にボランティア活動をする予定だった。
もう少し生きてくれていたら、ターもこういう仲間に出会えたのになあ。
残念な気持ちはあるけれど、ターのことを覚えていてくれて、気にかけてくれるボランティア仲間がいてくれることが有難い。