「自粛モードも明けそうだけど楽しみなんてない」と言いつつ…
現金なもので、東京でやってるゴッホ展のお知らせを見たらいいなあと思ってしまい、現地の友人にもちらっとそんなお話をしました。
すると、「ぜひ一緒に行きたい!待ってるよー」とのお返事。
わざわざ私の日程に合わせてくれるとのことで嬉しいなと思ったのは確かなのですが…以前、まだまだ落ち込みがひどかった時に彼女から「コロナがなければすぐにでもそっちに行くのに」と言ってもらってたことを思い出し、少し複雑な気持ちになりました。
すごく甘えた、わがままな考えですが…
逆に彼女から「そっちに行くよ」と言ってくれたらどんなに嬉しいだろうかなんて思ってしまったわけです。私は「弟君にお参りさせてほしい」なんて言葉を期待してしまっていたのです。
この1年ちょっとで、弟は亡くなり私は妊娠という人生の転機とも言えるポイントを迎えた私。久々に会ったら悲しんでいいのか喜んでいいのかわからない存在ではあるかもしれません。
でも、まずは一緒に悲しんでほしい。…そんなわがままなんだろうけれど、きっと遺族にしかわからない気持ちを抱えています。