久々に連絡を取った友人に出産を報告したら「弟君のことはあったけれど、本当に良かった。うちの夫のお母さんも亡くなってすぐ義理の妹に子どもができて、そういうことってあるんだよね、良かったね」と喜んでくれました。
彼女なりに本心で喜んでくれたのだろうけれど、なんか違うな、と…。
こんなこと言ってはいけないのだけど、いまのすべてを捨ててでも弟のいた世界に戻りたい。子どもも夫も、いまの猫たちと出会うことはなかったとしても、弟が自死する前の時間に戻りたい。
何度考えてもそういう結論になってしまうので、弟の命が巡って子どもが生まれた、というような慰め方をされると余計に悲しくなります。
本心から共感し、喜んでくれているのだろうから、彼女のその気持ち・気遣いは尊重したい。でもやっぱり、複雑だな。
「いいときじゃなくて悪いときに一緒にいてくれる人、一緒に悲しんでくれる人が本当の友人」という言葉を思い出しました。