今回の出産について、じめじめと考えることがあります。
早産になり予定していた産院で産めなかったこと、そもそも早産になってしまったこと。何度も乳腺炎などになりながらも頑張るお母さんがいる中、自分は母乳育児を早々と諦めたこと。
…それらについてなんかもやもやした感情があり、「あ、これが親としての敗北感か」と思いました。
そういえば、妊娠前に帝王切開した方は自然分娩に引け目を感じるという記事を読んだことがあります。「むしろ手術に耐えたメンタルすごくない?てか、そんなのまで気にするって、これが産後メンタルか?」とか思ってたけど…いざ気にする当事者になると客観視とか冷静さを忘れてしまうもんですね💦
敗北感ということで思い当たることが、やはりターの自死です。
母は、ターの自死に責任を感じ、さらには「子育ての失敗者という烙印を押された気がする」と言っていました。
傍目から見ても完璧な両親だったこと、30過ぎた大人の自死なんて親が(あるいは周りが)防げるわけないと全力で否定しましたが、とくに一心同体だった母親からしたら「自分のせい」と考えてしまうのですよね。
何か不測の事態が起きたとき、理想通りにならなかったとき、当事者というのはおかしな方向に責任を感じてしまうものなのかもしれません。