わたしの家族

私の家族は両親と私、弟の4人家族です。2020年7月、弟が自ら命を絶ち3人になってしまいました。予想だにしなかった形の3人です。「両親よりも先に死んではいけないよね」と兄弟で決めていたことなのに…。私自身の気持ちの整理のために、そして自殺を考える方や自殺遺族様の小さな光になればと思い、このブログを始めました。

親目線兄弟目線

母と一緒に子どもの通院に行ったら、偶然ターの高校野球部時代の友人に会いました。

まだ生まれたばかりという双子ちゃんを奥さんと一人ずつ抱っこして大変そうだったのに、母を見て「ター君のお母さんだと思って。野球部でお世話になった●●です!」とわざわざ戻ってきて挨拶してくれました。一度、わたしもその子と仕事で偶然出会ってちょっと話したことがあるのですが、本当に気持ちのいい子!さすが野球部だなあと感心しました。

ターがいなくなってからも母や父のところに挨拶に来てくれる子が少なくありません。両親としては、彼らの姿とそうならなかったターの姿を重ねて「みんな元気で人生歩んでいるのになあ」という想いはあるようです。やっぱり愛情深い分、親目線は複雑なんですよね…。

でも、わたし、兄弟目線としてはターの友人たちがわたしたちのことを気遣ってくれることが単純に有難い、うれしいと思います。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 自死遺族へ