ターが亡くなったのは35歳と2カ月弱のとき。
それでも、大学入学までの18年間、専門学校入学前の1年間、就職した25歳から35歳までの10年間の合計29年間は実家で両親と暮らしてくれた。
その間、私は実家を離れていた期間もあるし、この5年は結婚して実家を離れていたので、私の大学入学までの14年間+専門学校入学前の1年間の15年間。
結婚後も月1回は実家に数日間泊まったり、みんなで食事に行ったりしていたので1年間くらいはプラスするとして…私でも16年はターと一緒にいられた計算になるだろうか。
18で家を出てそのまま親元を離れて兄弟同士会うことすらないという人も多い中、一緒に過ごした時間はまあ長い方だったのではないかなと思う。
「35歳という若さで亡くなったとしても、人生の長さだけじゃないよ」という言葉に慰められつつも、「家族として一緒にいられた時間は長かった方だよな」という真逆の想いで自分たちを納得させている。