わたしの家族

私の家族は両親と私、弟の4人家族です。2020年7月、弟が自ら命を絶ち3人になってしまいました。予想だにしなかった形の3人です。「両親よりも先に死んではいけないよね」と兄弟で決めていたことなのに…。私自身の気持ちの整理のために、そして自殺を考える方や自殺遺族様の小さな光になればと思い、このブログを始めました。

春が来たって何になる

春が来たって何になろ
あの子が返って来るじゃない

ターの好きだった中原中也の詩集にあった言葉です。
中也も小さいお子さんを亡くされていて、その気持ちを読んだ言葉だそう。

これまでだったらさらっと読んでいただろうけれど、このページで止まって、考えてしまいました。

親の死、子どもの死、兄弟の死、それから自分の死。
死別を経験しない人間はいないんですよね。

何にもならない春だけど、だんだん7月が近づいてくることにちょっと恐怖も感じるけれど、私たちは否応なしに進んでいるんだと思います。

 

ところで。
ターに以前、中原中也のことを聞いたときに返ってきた内容がコレ。

【中原中也】(1907~1937)

中原中也は酔うと太宰治の家に真夜中にもかかわらず訪れた挙句「バーカバーカ」などと低俗な嫌がらせをし、太宰も怒ればいいものを布団を被って怯えて泣いていた。

文豪どうかしてる逸話集より

 心が砕けるようなことがあってその気持ちを読むのも、低俗の嫌がらせをするのも同一人物。

私も中也さんをお手本に、酔っぱらったり人に迷惑かけたりして生きてみようかな!?

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