村山由佳さんの「風は西から」を読みました。ブラック企業と名高い某居酒屋チェーンの過労死をもとに、自死してしまう主人公とその婚約者、両親を軸に会社との闘いや心情を描いた作品です。 ずっと読みたいと思っていたけれど、仕事や友人にも恵まれていたけ…
中山七里(なかやましちり)さんという方の「夜がどれほど暗くても」を読みました。 あらすじは、息子がストーカーを働き、相手を殺害し自死したという疑いがかけられ、その後の加害者遺族を主軸に相手の遺族とのやりとりや殺人犯の親として社会から向けられ…
最近実家に帰ったら、夕食時父から私も母も知らなかった話を聞きました。 まだターが幼稚園に上がるかどうかというときに、駅前の喫茶店に行き、ターにはココアを頼んだそうです。それが熱いものとは知らないターは、ごくっと飲み込んでしまい大変な騒ぎだっ…
とあるYoutuberさんの動画を見ていたら、不登校の話をしていました。彼は鬱病を患い、カウンセラーとのコミュニケーションがあるとのこと。そのカウンセリングの際に、「不登校の原因の95%、99%と言ってもいいかもしれないけれど、原因は家庭。家…
大江健三郎の「あいまいな日本の私」を読んでます。 大江さんの本は何度も読み始めては挫折してましたが、このエッセイは比較的読みやすかったかな…。(あくまで比較的、です。エッセイという割には読みづらいです) その中にフランスの哲学者シモーヌ・ヴェ…
服、靴、バッグなどファッション大好きだったター。遺したものもそりゃ大量にあります。Tシャツとか夏物やリュックは結構もらってきたけれど、それでもまだある服がだめになるまで買わない私には理解できないほど、新品同様の服もたくさんあって、冬服の一部…
軽井沢にもちょっと高級なおうどん屋さん「つるとんたん」ができたというニュースを見ました。軽井沢は私の住む地域からも1時間ほどで行けるまあまあ近場。行ってみたいな。 というのも、「つるとんたん」はターとの思い出の場所でもあるからです。私が台湾…
オットが、「ターがいたよ」と、スイーツを買ってきてくれました。 このプラカップにある男の子のイラストが、私の描くターに似ていたそうです。 こちらが、私が描いたター。去年の2月に描いたものです…って、まだ去年は生きていたんだなあ。当時はこんなこ…
紅茶が大好きなので、たまに紅茶に関する本を読みます。(一周忌を迎えるまでは、趣味の本なんかもう開く気にならなかったけれど、回復していった自分を褒めたい!) さて、この日読んだのは「図説 英国ティーカップの歴史」という本。Cha Teaという東京のセ…
もともと瞬間沸騰機の私は、スマホしながら運転してる人を見ると「こらー!お前みたいなやつは運転すんな!」と毒づいていました。(もちろん心の中だけで) でも、最近はスマホ運転している人を見ても前ほどイライラしなくなった気がします。それどころか、…
ツイッターの自死遺族の方と、参考になった本は何かという話題になったのでまとめてみました。 先日の記事にも書いたように哲学書が参考になったという方もいるかもしれませんが、私としてはやっぱりどうしても当事者でない著書というのは距離を感じてしまい…
テレビとか芸能界とか全然興味ないのですが、Yahooニュースで森進一さんのお母様が自死されていたこと、それを支えてくれた本についての記事があり、読んでしまいました。「死」とくに「自死・自殺」という言葉には敏感に反応してしまいます 私は大学時代哲…
昨日「沈まぬ太陽」見てたら、飛行機が墜落し遺族の方が棺を見て愕然とし、涙を流すシーンがあって…色々思い出して涙が止まらなくなってしまいました。こんなの演技なのに。いや、本当にショックなときは泣けないんだよ。呼吸ができなくなるんだよ。…そんな…
1か月に1度の帰省。仏壇を見るとまだ骨壺があって、やっぱり現実なんだなと思い知らされることは、何度やっても慣れません。有難いことに、友人が一緒に家に来てくれたので(だけでなく、車で送ってくださった!!)話しながらお参りして気を紛らすことがで…
「自粛モードも明けそうだけど楽しみなんてない」と言いつつ…現金なもので、東京でやってるゴッホ展のお知らせを見たらいいなあと思ってしまい、現地の友人にもちらっとそんなお話をしました。 すると、「ぜひ一緒に行きたい!待ってるよー」とのお返事。わ…